講演会レポート

平成8年12月7日/平成9年1月25日

野池 政宏氏による連続講座 第1・2回

 自然住宅のストーリー

 今までCNネットの中で、塗料や断熱材、あるいは工法等数多くの勉強会を重ね、それらを題材にしながらも自然住宅について、会員間、あるいは消費者の方々との話し合いを脊なってきました。しかし、有意義であったにもかかわらず、それらのひとつひとつが断片的な感がありました。

自然住宅の話をする時、今まで行なってきた勉強会の内容が一本のストーリ一として感し取れる事。あるいは、根底に流れるものを感じながら、お互いに共通の言葉を持つことが大切ではないかという話から、今回の野池氏のセミナ―を開くきっかけになりました。

 講座開催の意義

 レジメの冒頭にあるこの講座の目的の3項目は、自然住宅の話をするときの、重要なポイントではないてしょうか。

 1責任を持った『言葉』を使えるようにしてほしい。

 2科学的な考え方の全体像をつかんてほしい。

3科学の基礎知識を得てほしい。

 第1回講座

 第1回目の講座では、自然住宅や化学物質過敏症等、日頃□にすることの多い言葉の整理。建築(佳宅)において要求される安全性の整理や住まい手の考察等、身近なところの話から始まり、化学物質とは何か、国内外の室内環境基準・化学物質の危険性の基礎知識等について話しました。

最後には、建築に携わる我々の姿勢までに、話はおよびました。

 第2回講座

第2回目は、建材に含まれる化学物質のリストをあげ、具体的に、現在室内で検出されている化学物質のリストを提出した。そして、汚染源として予想される化学物質の考察を、行ないました。

講座の資料ぜひご一読を

 化学物質を主にし、住環境を整理した内容のものは少ないと思います。この2回の講座の資料(野池氏本人が作成)はCNネット事務局にあります。是非1度目を通して下さい。

 目次資料「住環境に関する安全性の論議の整理」

この講座の目的

講座を受けてもらうにあたっての注意

(1)建築に関する安全性の要素

(2)住環境をめぐる言葉

(3)どんな住まい手がいるか?

(4)室内環境における安全性を考えるときの物質

(5)室内化学物質汚染に対する「安全」基準の現状

(6)化学物質の一般的な危険性(毒性)の基準

(7)アレルギー、化学物質過敏症とは?(今の私の理解)

(8)「室内空気汚染」に対する国内での動き

(9)我々建築に携わるものとしての姿勢

(10)化学物質の吸入毒性をどう理解するか?

(11)建材に関連する化学物質リスト

(12)室内で検出される化学物質リスト

(13)室内環境汚染源としての化学物質の評価

         (東海林)

 

資料のページ目次へ