レポート

(安全な建材委員会)平成8年11月2日 講師:藤木 氏

断熱材としての炭化コルクの利用

健康と環境の双方に良い断熱材を求めて、まず今回は炭化コルクにスポットを当ててみました。

講師は神戸コルクが製造を依嘱しているポルトガルのAMORIMグループの藤木様にお願いしました。

コルクは断熱、遮音、防振、ともに優れた天然資材。あるとき、コルクの粒を遜熱することで、コルク粒どうしかスべリンというコルク自身に含まれている物質により接着しあって固まることを発見し炭化コルクという製品ができあがった、従って、床材として使用される茶色のコルクボードには、接着剤として少量の化学物質か含まれているが、炭化コルクは100%天然の焦げ茶色のボードです。

熱伝導率は0.032Kcal/m.h.cと極めて小さく、極寒、高温でも変質しない安定した材料と言える。たたし、これは全ての断熱材についていえることだが、防水、防湿への配慮は必要。水を含むことで 熱伝導率が高くなり、断熱効果は当然落ちてきます。遮音、防振、耐薬品性にも優れ、まさに理想的な材料であるが、問題は価格で25×915×610 1400円/枚です。

コルクは、建築だけでなく、環境保全にも役立っているのをご存知ですか。タンカーの座礁で流出した重油を、コルクの空気室に吸着させることで、固体のように水から重油を引き上げる事が出来、遠心分離器で90%の重油を分離する事ができます。また油を抜いたコルクは、何回でも使用が出来るというこことです。

(寺川)

連絡先: 神戸コルク

〒650 神戸市中央区東町123番地 TEL 078-331-9015

FAX 078-331-5868

 

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