新しいファームの設計は、、、

設計担当 寺川


パン工房びいぶるの東側の草原に、6月から大量の土が運び込まれ、 周辺の地面と同じ高さの広い、広い空き地ができました。今までよ り2mも高くなった空き地の真ん中にたつと、「まどか」や「相 生」の建物、養鶏場や畑、そして周辺の民家や森が、見渡せて、 気持ちのよい土地になりました。
9月9日に地鎮祭をとり行い、いよいよ工事の始まりです。基礎を 固めるため、まず12mの杭が84本も打ち込まれました。どんな建物 が建つのか待ちきれない人はファームの事務所に足を運んでくださ い。ファームの皆さんで作った、 見事な模型が飾られています。
さて、その建物の設計がどのようにまとまってきたのか思いおこし て見ましょう。この設計に直接たずさわっているのは、鳥居、大江、 高野、寺川の4名ですが、今まで1年以上にわたる設計期間中、いろ いろ手助けをしてくれたの佐野、東海林、野沢、石原などなど、み な、中部自然住宅推進ネットワークのメンバーです。人の健康と地 球の環境にも配慮した建物をつくろうと、勉強会を開いています。 その姿勢がかわれたのか、ネットワークに新ファームの設計が持ち かけられたのです。
ひかりのさとファームの新授産施設は、大きく6つの区画に分けら れます。 新しいファームをどのようにしたいかその思いによって6つの区 画の配置が、変わってきます。今回一番迷ったのが、レストラン と食堂を隣あわせにするかどうかでした。「このレストランのお 客様は”まどか”や”のぞみの家”、”相生”にきた方々だろう から、仲間たちと接し、声をかける機会が多い方がよいだろう」 そう始は考えたのです。レストランも食堂も南側にならべること で、必要とあらばまじきりをはずし大広間にできるのは、とても 魅力てきに思えました。ところが、打ちあわせを重ねるうちに、 ファームのスタッフたちは、二つを離して配置する方を選びまし た。「お客様がよいレストランだと来てみたら、たまたまそこが、 授産施設だった、というのがいいな」「レストランから離れるこ とで仲間もスタッフも気を使わずに食事ができますから。」とい うことでした。
”仲間たちのことを第1番に考える”という選択のつみ重ねで、 新しいファームの設計がまとまったのです。

 

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